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平成15年度「文化庁日本語教育大会」に参加して

住安 恵子
                                   
2003年8月5-6日に東京で行われた文化庁主催の日本語教育大会に夢っくすから参加させていただきましたのでここに報告いたします。

日本中の日本語関係者、国際交流協会会員、日本語のボランティアなど1000人以上の人達で会場は何処も満席で立ち席の人も多く見られ、その熱気にまず驚きました。 この魚沼に居ると、点にしか感じられない国際交流(日本語教育)ですが、この大会を通して行政側は、民間は、どんな取り組みがなされているのか少し知る事ができました。

1.行政
平成13年に文化芸術振興基本法公布(外国人に対する日本語教育の充実を図るため、日本語教育に従事する者の養成及び研修体制の整備、日本語教育に関する施策を講じる)を作り、文化庁が、日本語ボランティア研修・インドシナ難民・中国帰国者のための日本語教育・ネットワーク作り、文部科学省が、留学生・外国人児童生徒に対する日本語教育、海外における日本語教育への協力、外務省が、その他、外国人研修生、中国帰国者などに対する施策 を分担しているようです。

このように国が地域の日本語教育に関する事業を行うようになった背景には、外国人の定住化の進展にともなって、日本で暮らすための日本語の需要が増してきた事や、国際結婚などで学校教育においても、外国籍児童生徒の日本語学習が、社会的な問題となってきていることなどがあげられます。

2.5日の全体会
座談会「日本語学習者の視点から日本語教育を考えるー私たちの日本語習得奮闘記」 では、秋田で日本の人と結婚して日本語を身につけ、今は警察、消防官への中国語講座の講師をしている女性、 ブラジル生まれの2世で群馬県の大田市で通訳・ポルトガル語ボランィアをしている女性、メキシコ生まれでスペイン語の「こども国際交流クラブ」講師の女性 カンボジア難民として日本に来て「インドシナ難民大和定住促進センターで日本語を習得。アジア難民事業本部国際救援センターで通訳をしている男性の方々が、日本語の学習者として感じた事について、話し合いがなされました。

漢字圏でない人達にとって漢字の使い分け(例えば・・・先生のセイを先サキと読むなど)助詞、敬語、あいまい表現は、世界一難しく、工場で働く壁に単語を貼り毎日4、5個ずつ覚えたという男性の話が印象的でした。 どの方も日本語教室のボランティアが、文字を教えるだけではなく、心を通わせた交流を心がけてくださったことに大変喜んでいました。

午後はパネルディスカッションで「日本語学習者の視点から日本語を考えるー日本語教育に携わる者が留意すべき事は何かー」で、5人の日本語専門の教授のお話でした。

代表的なことば
○地域の外国人―日本語を通して心の安定を第1(居心地のいい居場所作り)として社会の一員になれるように。
○相手の違いを増幅させるのではなく共通の所を強調する。
○場の設定し 正しい日本語を(どんな場面で使うか・・・メシ、ご飯、ライス)、
○日本語ありきではなく、まず人間ありき
○たくましく生き抜くために何を身に付けてもらうか。・・・とことん自己主張する。
○人間関係を広げることを助ける。
○何と言っても教師の心意気が大切。

これらの事は、1月から北魚の地域の外国人(日本男性と結婚した女性)の日本語ボランティアをしている私にとって 大変示唆に富んだ言葉の数々でした。

3.6日の分科会
私は 初め一番解からない音声(声の出し方、アクセント、強弱など)のところに出てみようと「音声学・音韻論の応用について考える」に出席しました。 音声を視覚と意味の重要性で教える新しい方法(プロソディーグラフ)でしたが、私にはいまいち解かりませんでした。

次にでた分科会では、「生活日本語教育の実践―多様な年齢層への対応」という事で、国際救援センターで(6歳〜85歳)までの人にどのように教えているかの発表がありました。 社会適応指導を重点に、それも熱心に楽しく行われている様子が伺われました。

以上雑駁な報告ですが この研修に参加させて頂き日本語をめぐる日本の現状を初めて知りましたし、夢っくすは生まれたばかりですが もう25年も日本語に取り組んでいた方々が居て、今なお地域で生きる市民として対等な人間関係づくりに熱い思いを持ち、日々日本語ボランティアとして努力している方々が、こんなに大勢いるということに感動しました。

研修の機会を与えていただき有難うございました。 皆さんも ぜひ参加される事をお勧めします。

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