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「外国人住民と地域活動―多文化社会の可能性を探る」
参加レポート

大平(オオダイラ)智子
文京区で行われたシンポジウムに参加し、多文化共生の実践が始まっている私達もこれに学ぶとこるがあると思い、学校で外国人児童・生徒をサポートしている立場からその概要をご報告いたします
日時: 2003年2月1日(土)
場所: 文京区民センター
主催: 文京区国際協会
基調講演: 宮島 喬氏(立教大学社会学部教授)
「グローバル化の中の地域社会―地域における外国人住民の受け入れをめぐって」
要約

現在日本国内に居る178万人の外国人の内、7割は日系人や難民を含む「永住者」または「長期滞在者」である。日本人の配偶者を持つ人や留学生の数は年々増え、日本で就職し定住する者も急増している。  いわゆる「不法」滞在と言われる者が後を絶たないのも事実であるが、なぜ不法になるのかを考えると必ずしも意図的で悪質なものばかりではない。そういうケースに関しては2000年3月の出入国管理基本計画に基づき自由権、生存権、子供の権利等の権利を侵すことの無い人道的な対応が必要である。

外国人が地域に生きる時、私達が彼らの視点に立ってみると自明なことが自明でないことがある。例えばごみ捨てや学校のことなどである。文化の違いは最大限尊重するべきであると同時に率直に議論することも必要であると考える。そして、地域の行政の優れたサービスを利用してもらうことが大切なのだ。

また、外国人は常にその地域の中で「助けられる」存在なのだろうか。「多文化共生」が目指すところの矢印は一方方向ではないはずである。参加の主体としての外国人の姿勢もあって初めて、双方からの矢印で成り立つ「共生」がじっせんされるのであろう。  

外国人の子供達は日本の学校で3つの壁に苦闘している。それは、日本語、校則、日本人の子・親の反応である。中には不本意な来日をした子どももあるだろうが、なんどきも子どもの権利は侵されてはならないし、教育は彼らの未来そして日本社会の未来に大きく関わる問題だから、地域のサポーティブネットワークが重要になってくる。  

最後に私達は彼らを「同じ人間」として迎える心組みを持つことが大切である。少子高齢化の時代において、今後外国人の力に頼る部門は増大すると見通すことができる。

パネルディスカッション
パネリスト: 松尾 カニタ氏(FM CO CO LO プログラムスタッフ)
縫部 義憲氏 (広島大学 教育学部日本語教育学科教授)
榎井 縁氏  (とよのか国際交流協会事業課長)
藤井 帥子氏 (日本語講師・東京大学留学センター相談室)
コメンテーター: 玉生 謙一氏(外務省文化交流部人物交流課課長補佐)
宮島 喬氏 (立教大学社会学部教授)
感想  

宮島先生の基調講演を聞いて、まず外国人の日本「定住者」と国際結婚の件数の多さに驚きました。また留学生が増えているということは、その卒業後の日本での就職や日本で家族を持つケースがかなり増えることが予測でき、この大和町でもいつまでも他人事の意識では済まされない現実に直面していると感じました。

明らかにこのような動きが見えている中で、外国人住民を受け入れるために私達は何ができるでしょう。現在小・中学校で外国人生徒をサポートしている立場の私から見ると、第一に子ども達の権利、人権を守る体制が必要だと思います。

問題が起こるから対策を考えるのではなく、よりよい共存のために創造的な発想が求められています。子ども達は必ずしも自分達の意志で来日しているわけではありません。意思とは無関係に連れてこられた国で、言葉がわからないと言うだけでお荷物扱いされたり、知能が低いかのように扱われるようなことではあまりにもひどい話です。

逆の立場を考えてみれば、それがどんなものかすぐに想像できるはずです。また、どこの国で生まれようが等しく教育を受ける権利があるわけですし、日本に来て言葉がわからないせいでその教育を中断されてしまってはならないと考えます。中断させないために私達はどんな体制をつくることができるでしょう。彼らが学校で安心して学習できる、また保護者も安心して子どもを学校に通わせることができる環境が必要なのではないでしょうか。

国際大学に来ている学生は自国に帰れば国をひっぱる優秀な方達です。彼らの子ども達もまた、たくさんの可能性を持つ世界の希望なのです。子どもは社会の中で育ち、育むことは社会をつくる私達の役割でしょう。それが外国人であっても彼らの権利や可能性にに何ら変わりはないはずです。私達の仕事の側面からだけで考えるのではなく、全体からものをみることができる目が必要だと改めて感じました。そしてホスト・ゲストの意識を超えた、お互いを尊重・尊敬できる関係で共生できる環境をみんなでつくれるようになりたいと強く強く思います。

だって、そんなやっかいに考えなくてもみんな同じ地球人なんだもーん! それが私が大和で育って、教えてもらったことです。今度は次の人へ伝えたいです。

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